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人民網日本語版>>経済

相次ぐ中国企業のグローバルぜいたく品ブランド買収 (2)

人民網日本語版 2018年03月09日09:52

▽如意がはじくそろばんは

復星国際には欧州のぜいたく品ブランドを窮地から救い出した経験がないとして外部から懸念の声が上がるのに対し、山東如意集団は自信満々だ。

バリーの買収は如意のグローバルぜいたく品ブランド拡張戦略の一部で、2010年から現在までの間に海外の約12ブランドを買収し、川上の原材料メーカー、製造メーカー、ブランドアパレルメーカーなどを買収した。日本のアパレルブランド企業レナウン、フランスのハイカジュアルブランドのサンドロやマージュ、クローディピエルロ、英国ブランドのアクアスキュータムも含まれる。

周院長は、「如意の海外買収の歩みをみると、同社が素材やアパレル化工のサプライヤーから世界トップクラスのぜいたく品ブランド集団に生まれ変わる決心をしたことがわかる」と指摘。

バリーのフレデリック・ドゥ・ナープ最高経営責任者(CEO)は、「今回の取引の完了により、バリーの今後の発展にはより大きな可能性が満ちることになった」と述べた。

関連の資料によると、中国は現在、バリーにとって世界最大の市場であり、52の直営店があり、国別で世界最多だ。ドゥ・ナープCEOは、「毎年世界のバリー商品の半分近くを中国の消費者がお買い上げになる」と述べた。

▽次の買収先はどこか

消費者の生活の質が向上し、消費の観念が変化する中、2017年から世界のぜいたく品市場が徐々に回復の動きをみせている。中でも中国人のぜいたく品消費能力は極めて高く、世界のぜいたく品市場の回復に力強いパワーを注入している。


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