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習近平総書記「中国の新型政党制度は少数利益集団を代表する弊害を回避」

人民網日本語版 2018年03月06日13:13

全国政協第13期第1回会議が3日開幕した。(人民網・于凱記者撮影)

習近平中共中央総書記は4日、全国政協第13期第1回会議に出席する中国民主同盟、中国致公党、無党派人士、僑聯界委員らと対面し、合同グループ会議に参加した。

習総書記は「中国の基本的政治制度である中国共産党の指導する多党協力・政治協商制度は、中国共産党、中国人民、各民主党派及び無党派人士による偉大な政治的創造であり、中国の土壌から生まれた新型の政党制度だ」と指摘。この政党制度の新しさを次の3つの面から詳しく説明した。

(1)マルクス主義政党理論と中国の実情を結びつけた産物であり、数多くの人民の根本的利益、全国各族・各界の根本的利益を真に、広範に、永続的に代表し、実現することができ、少数、少数利益集団を代表する旧式の政党制度の弊害を効果的に回避している。

(2)各政党と無党派人士を緊密に団結させ、共通の目標のために奮闘させ、一党で監督を欠く、または複数政党が交替で政権に就く、悪質な競争を行うという弊害を効果的に回避している。

(3)制度化、手続き化、規範化を通じて様々な意見や提言を集中させ、政策決定の合理化と民主化を後押しして、党派、階級、地域や集団の利益にとらわれた政策決定が社会の分断を招くという旧式の政党制度の弊害を効果的に回避している。

「これは現代中国の実情に合致するうえ、中華民族が一貫して提唱する天下は人民のもの、様々なものを受け入れる、小異を残して大同につくといった優れた伝統文化と合致しており、人類の政治文明に対する重大な貢献だ」と習総書記は強調した。

中共中央機関紙・人民日報は6日付論説で「習近平総書記は『新型の政党制度』によって中国共産党の指導する多党協力・政治協商制度を定義した。力強い言葉は、中国の路線に対する充分な自信に溢れていた」と指摘した。

中国人民政治協商会議は中国人民愛国統一戦線の組織であり、中国共産党の指導する多党協力・政治協商の重要機構であり、中国の政治において社会主義民主を発揚する重要な形式だ。中華人民共和国憲法は「中国共産党の指導する多党協力と政治協商の制度は長期にわたり存在し、発展する」と定める。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年3月6日

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