「朝日新聞」の報道によると、米アップルのスマートフォン「iPhone」の最新機種「XS Max」と「XS」が21日から日本で発売された。同2機種はiPhoneXの後継モデルとなる。日本の消費者が最も関心を寄せ、多くの人の不満の的ともなっているのが、12万4800円(税抜き)からという「XS Max」の価格で、日本のネットユーザーからは、「過去最高額のiPhoneは売れるのか?」という疑問の声が上がっている。環球網が報じた。
機能の高度化や携帯大手各社の値引き抑制を背景に、iPhoneシリーズの実質価格は年々上がっている。報道によると、最上位の機種「XS Max」は大手通信会社の標準的なプランで7万-8万円台となるものの、実際は12万4800円の高嶺の花となっている端末がどれだけ売れるのか見通しは不透明だ。
「XS Max」は画面がiPhone史上では最も大きい6.5インチ。端末価格は直営店で12万4800円(税抜き)からで、昨年発売の「iPhone X」より1万円以上高い。
それでも、東京・表参道のアップル直営店では発売当日の午前8時に、250人ほどが列を作った。東京都世田谷区のある会社員男性は、「アップルの最新技術のスマホを使えるなら、いくらかかってもいい。動画がどんな迫力なのか楽しみ」と話した。ただ、一方で、「10万円を超えるような機種にはなかなか手を出せない」と話す消費者もいる。
「iPhone」の最新機種発売を受け、ソフトバンクは一定の条件のもとで4年(48回)の分割払いで買うと支払いが半額で済む「4年縛り」の新プランを導入した。それでも、「XS Max」の実質価格は昨年の「X」より4万7000円ほど高い。
ある調査会社によると、日本国内のスマホの出荷台数に占めるiPhoneのシェアは2014年の59.5%をピークに、17年には48.7%まで下がった。実質価格の上昇がシェア下落につながっているとの見方もある。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年9月26日
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