VRゴーグルを着用して、有人宇宙船「神舟」と共に穏やかな月の光に「触れ」、指で「ちょっと弾けば」、雲がたちまち消えて満月が顔を出す。中秋節(旧暦8月15日、今年は9月24日)の連休中、北京市海淀区では第1回中秋文化科技体験フェスティバルが開かれ、科学技術交流・体験から伝統芸術ショー、伝統文化展示といったバラエティに富んだイベントを通じて、市民たちにハイテク感たっぷりながら、伝統も色濃く残した特別な中秋節の過ごし方を提供した。新華社が伝えた。
ハイテク体験エリアでは、脳波のバイオフィードバックやモーションキャプチャーなどの科学技術手段により、市民が月上陸の過程を体験。
伝統的な風習と現代の科学技術が交わった同フェスティバル。現代の科学技術と伝統文化がコラボすることで、どれほど大きな魅力が生まれたのだろうか。
市民の王さんは、スクリーンに向かって腕を振り、画面の自分にどのような変化が生じたかを見ることができる「体感ウォール」を子供と一緒に体験した。子供がさまざまなポーズを取ると、人体感知センサーによりスクリーン上の嫦娥とバーチャル交流し、空を飛ぶ嫦娥に変身することができる。
民族文化体験エリアでは、蹴鞠や弓道、ジェンズ(毽子)蹴り、投壺などを体験することで、来場者はまるで古代にタイムスリップしたかのように、昔の人々の趣深い中秋節の過ごし方を体験できる。
広場中央のLED「祝福柱」には、来場者の祝日のメッセージが次々と映し出された。携帯電話でQRコードをスキャンすれば、家族や友人の幸せを願うメッセージを記した伝説の白ウサギ「玉兎」を「祝福柱」に放つことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月26日
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