小売業者にとって、「Z世代」は無視できない勢力だ。このポストミレニアル世代は通常、1997年から2016年の間に生まれた8600万人とされ、2020年にすべての購入者の4割を占める見通し。現在の6000億元の世帯消費支出に影響を及ぼす世代となる。中国新聞網が米メディアの記事を引用し、伝えた。
マーケティング担当者からのデータ・分析と、Engagement Labsの統計によると、SNSでのコミュニケーションや顔を合わせての対話が、購入金額を19%拡大することが分かる。
Engagement Labsの関係者は、「有料の広告は信頼度に限りがある。最も大きな商品の情報力は、知り合いから生まれる」と話す。
12ヶ月以内に6736人の青少年を対象に、この24時間以内に話した内容に関する質問を行ったところ、Engagement Labsは最も中心的な話題が、若者を引き寄せるちょっとした道具や飲み物、お菓子であることが判明した。
上述した関係者は、「Z世代は極度にSNSに没頭する世代だ。アップルやサムスンが生産したデバイスは青少年をつなげるが、コカ・コーラ、マクドナルド、ペプシコーラは日常生活で他人と共に消費するブランドであるため、ソーシャルブランドとみなすことができる」と指摘した。
しかしこの健康意識の高い世代における関連ブランドの注目度が低下している。2013年以降、毎日ペプシコーラについて話す若者の比率は49%、コカ・コーラは21%低下している。
以下はZ世代の間で最も人気のある8つの話題となる(パーセンテージは毎日このブランドについて話す若者の割合を示す)。
1.iPhone(18%) 2.アップル(15%) 3.コカ・コーラ(14.6%) 4.サムスン(12.1%) 5.ナイキ(11.2%) 6.マクドナルド(11%) 7.ウォルマート(7.9%) 8.ペプシコーラ(6.3%)(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月22日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn