中国有人宇宙飛行事業弁公室と国連宇宙部(UNOOSA)は国際宇宙会議(IAC)が開催されているドイツ・ブレーメンで3日午前、中国宇宙ステーションの宇宙科学応用プロジェクトの募集について、現在までの結果について共同発表を行った。
中国有人宇宙飛行事業弁公室とUNOOSAは今年5月、世界各国が中国の宇宙ステーションを利用して応用実験を行う機会を得て、また利益を得られるよう、中国の宇宙ステーションの宇宙科学応用国際協力への積極的な参加を国連の各加盟国に呼びかけた。4カ月間の募集期間を経て、これまでに25カ国から計36件(船内実験25件、船外実験11件)の協力プロジェクト申請が寄せられた。次の段階で中国有人宇宙飛行事業弁公室とUNOOSAは共同でプロジェクトのスクリーニングを行い、2019年6月までに最終判断を示す予定だ。
中国有人宇宙飛行事業弁公室の林西強副主任は「中国は現在、宇宙ステーションの研究開発・建設作業を順調に進めている。中国側は引き続き平和利用、平等互恵、共同発展の原則を堅持し、宇宙空間の平和利用に尽力する全ての国や地域と共に、さらに多くの交流や協力を行いたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月5日
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