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中国春節の出費大 年末ボーナス吹き飛び、借金する人も (2)

人民網日本語版 2019年02月11日14:25

朱さんの春節の会計は3万4700元あまりで、前出の予定されていた9700元の出費のほか、ホームパーティに1万2千元、親戚への贈り物に1万1千元、そのほか諸々の出費に2千元ほどかかった。

騰訊のデータによると、回答者の37.06%が「春節の消費は1万元を超える」と答えた。70後(1970年代生まれ)が春節消費の中心で、うち45.55%が「1万元を超える」と予想し、「5万を超える」とした人も5.48%いた。

人材情報サイト・智聯招聘のまとめた「2018年ホワイトカラー年末ボーナス調査報告」によると、18年にホワイトカラーが受け取った年末ボーナスの平均額は7100元で、周さんと朱さんの春節の会計はどちらもこの平均額を上回り、特に朱さんは数倍にも達した。

▽会計が超過になった人 借金して年越し、ECプラットフォームに2万元以上「つけ」も

お年玉でもおつきあいでも、お金があれば出し、どれくらい出すかは気持ちの問題だ。だが一部の人にとっては使えるお金がないことが非常に頭の痛い問題になっている。

深セン市のメディアで編集の仕事をしている楊怡さんは、連休1週間前に会社から、「今年の年末ボーナスはなし」と知らされた。

クレジットカードさえ持っていない楊さんは初めて支付宝(アリペイ)のローンサービス・借唄にアクセスし、限度額は1万2千元となった。連休が始まる前日、楊さんはおそるおそる1万元を借り入れ、12回に分けて返済することにした。「春節を過ごすために、1年間の負債を背負ってしまった」と嘆く。

同じように「借金して年越し」をした鍾碩さんは、後払いで家の正月用品を購入した。両親へのマッサージ器、妹への新しい携帯電話、親戚へのプレゼントを買い、総額2万元ほどの春節出費は、すべてECプラットフォームに「つけ」にしたことになる。

支出超過の消費であれ、借金をしての年越しであれ、家に帰って楽しく年越しをしたいという願いは共通だ。これが多くの人の気持ちだ。

調査によると、回答者の41.42%が「春節消費は1ヶ月分の手取り収入を上回る」と答え、2.48%が「半年分の手取り収入を上回る」と答えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年2月11日


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