春節(旧正月、今年は2月5日)が近づき、新しい年を迎えるにあたり、ますます多くの日本人が濃厚な中国のお正月ムードに浸り、日本で暮らす中国人たちとともに古い年に別れを告げ、新しい年を迎えるようになってきた。人民網が伝えた。
2日に大阪市の天王寺公園エントランスエリア「てんしば」で、2019大阪春節祭が開幕した。会期は3日間で、主催者は楽器演奏、東北の秧歌(民間舞踊)などの新春を祝う民族的パフォーマンスを準備したほか、中国グルメコーナーを設置し、中国伝統文化を体験できるお正月祝賀イベントも実施する。
在大阪中国総領事館の李天然総領事は開幕式でのあいさつの中で、「大阪春節蔡は2017年に初めて開催され、関西の中国関係者、各地の中国関係団体、日本の友人たちの共同の努力の下で、規模がどんどん拡大し、影響力もどんどん高まり、関西地域の『3大祭』(春節祭、中秋名月祭、音楽祭)と銘打ったイベントの1つになり、中国系住民が現地社会によりよく溶け込み、中日文化交流の進展を促す上での良好なプラットフォームを提供してきた」と述べた。
大阪府議会の密城浩明議員はあいさつの中で、「2018年は関西地区と中国との交流が盛んに発展した年であり、経済でも観光でも人的・文化的交流でも大きな成果を上げた。このことは在大阪中国総領事館と日本で暮らす大勢の中国系住民たちの力強い支援と切り離せない。春節イベントがますます活発になり、関西地区の対中国交流協力がますます充実することを願う」と述べた。
開幕式では、中国の地方の特色をよく伝える秧歌が日本に暮らす中国系住民と日本人の観客の間で人気を集め、楽しい音楽に合わせて思わず体が動いてしまったという人が大勢いた。長く大阪に暮らしている中国系住民は取材に答える中で、「春節まであと数日あるが、大阪は中国ムードでいっぱいだ。ここ数年、大阪ではいろいろな春節祝賀イベントが行われ、中国文化が好きという日本人がますます増えている。中国の春節が大阪での影響力の向上を通して、在日中国系住民は自分たちの伝統文化や伝統的祝日に対する自信と誇りを高めている」と話した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年2月4日
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