どの作品も、甘さんの努力と汗の結晶だ。そのため「食べ物として食べてしまうことはどうしてもできない」のだといい、作品を完成させても、友人にプレゼントする以外は、そのまま乾燥させて、工芸品としてコレクションしている。
〇花饃が「昌吉礼物」に入選 将来的には個展開く夢も
花饃作りに夢中になって8年、興味深く美しい作品をどれだけ作ったのか、甘さん自身も思い出せないほどだという。しかし、身内や友人たちは彼女の花饃を高く評価している。多くの人が、微信(WeChat)のソーシャル機能「モーメンツ(朋友圏)」上で、彼女の花饃の画像を転送し、彼女の腕前を称賛している。また身内や友人の子供が結婚するときには、甘さんはお祝いの花饃を作り、プレゼントしている。2018年、甘さんの花饃は、地元・昌吉市が選出する「昌吉礼物」に選ばれた。
今後、甘さんはより多くの中国伝統文化をテーマとした花饃を作り、花饃の個展を開きたいと思っている。また、条件が整えば、花饃作りができる民宿をオープンすることも夢見ている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月10日