中国初の「国レベル」民間用有人飛行船、開発許可を得る

人民網日本語版 2019年04月10日08:15

航空工業集団への8日の取材によると、中国初の「国レベル」民間用有人飛行船プロジェクトに新たな進展があった。航空工業中国特殊飛行体研究所の「3500立方メートル級民間用有人飛行船技術開発プロジェクトに関するフィジビリティスタディ」がこのほど評価・審査に合格した。科技日報が伝えた。

3500立方メートル級民間用有人飛行船は、中国特殊飛行体研究所が中国民用航空局の「飛行船の型式合格審査」の基準に従い、既存の飛行船設計経験及び成熟した技術成果に基づき、「多型式でシリーズの発展」という設計思想を採用し独自開発する完全に独自の知的財産権を持つ有人・無人操縦新型飛行船だ。ペイロードは840キログラム、定員は10人で、航続時間は24時間、最大航続距離は1000キロ、飛行高度は3050メートル。無人飛行制御システム・設備を搭載することで、有人操縦を無人操縦にスムーズに切り替えることができる。地上でリモートコントロールすることも、プログラムで飛行を制御することも可能だ。必要な場合はシートなどの設備をスムーズに取り外すことで、無人モードの積載量や航続時間を増やすことができる。

3500立方メートル級民間用有人飛行船は昨年6月、国家工業・情報化部(省)からプロジェクト実施の正式な許可を得た。その開発は中国民間用有人飛行船分野で初の「国レベル」が誕生したことを意味する。説明によると、中国特殊飛行体研究所は国が供給側構造改革、緊急救援装備品の調達に取り組む時代のチャンスをつかみ、論証とコア技術の研究開発を続けたことで、同プロジェクトの承認を得ることができた。観光、物理探査、テロ対策・治安維持、海洋モニタリング、貨物輸送、緊急救援などの面で広く応用される。

開発計画によると、3500立方メートル級民間用有人飛行船は2020年に初飛行を実現する見通しで、2021年に中国民間航空局の型式合格書を取得する見通しだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年4月10日

  

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