4月1日は雄安新区設立2周年だった。スマートサービスは雄安新区の一大特徴で、無人スーパー、スマートホテル、スマートレストランの他に、日常的な宅配便にも多くの画期的な技術が使用されている。雄安市民サービスセンターの菜鳥駅站では、自動運転車が「宅配員」になっている。荷物を一時的に預けるスマートロッカーは顔認証で受け取ることが可能で、雄安新区の建設者にスマート物流サービスを提供している。北京日報が伝えた。
一台の青色の自動運転車が昼、雄安菜鳥駅站を出発し、慣れたルートにそって宅配に出かけた。スタッフによると、菜鳥新エネ自動運転車は従来のガソリン車に代わり、駅站からスマートロッカーまでの小包輸送を行うことができる。1度で小包を最大200点以上積むことができ、自主走行により園区内の小包の輸送を行う。
市民サービスセンター内は歩行者が多く道路状況が複雑だが、自動運転車は自ら坂を登り下りし、さらには柔軟に障害物を回避できる。歩行者が飛び出した場合には緊急ブレーキをかける。駐車はベテラン運転手のように一発で止めることができる。
菜鳥ET物流実験室の技術者によると、菜鳥自動運転車は今後さらに消費者のニーズに応じ、小包を指定された場所に自動的に送り届ける計画となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年4月12日