北京世園会の建設・展示が全面完成 海外出展は110団体 (2)

人民網日本語版 2019年04月26日10:37

〇110台の入場ゲートで10分間に5千人が入場可能

北京世園会には会期中、来園客1600万人が国内外から訪れる見通し。北京世園局の常務副局長を務める周剣平氏は、「世園会の会場には、同時に1万5千人が休憩できる椅子が用意されている。また、固定トイレ30ヶ所にトイレ便器1050個以上が設けられているほか、仮設トイレ約200個も準備されている」と紹介した。

このほか、各出入口には、計110台の入場ゲートが設置され、10分間で5千人の来園客が入場することを可能にしている。「我々の目標は、ゲートで15分以上来園客を待たせないことだ」と周氏。

入場券販売システムについては、全コースの予約制を実施する。来園客は、オンラインで入場券を購入後、身分証持参で顔認証を行い、入場する。周氏によると、会場全体で来園客が快適に過ごせる最大人数は19万人だが、平均10万人前後に来園客の入場を制限する計画という。

〇臨時駐車場11ヶ所に約2万台の駐車スペースを提供

交通に関する設計面では、世園会は、「エコ外出」を提唱し、公共交通機関による来園を推奨している。現時点で、11ヶ所の臨時駐車場が完成し、内部の施設配置・調整も終わり、使用可能となっている。会期中、会場には約2万台の駐車スペースが確保されている。

飲食施設については、園区は、「ファストフードが主・正餐は従」の方針で、約70種類の飲食ブランドが出店する。このうち、老舎茶館・東来順・マクドナルド・ケンタッキー・ピザハット・吉野家など国内外の一流ファストフードブランドが75%以上を占める。このほか、園区には、2軒のハラル(イスラム教)レストランも設けられている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月26日

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