「一帯一路」(the Belt and Road)沿線の20ヶ国からやって来た120種類を超える特色あるグルメが、24日に北京市朝陽区将府文化広場と郎園Station中央鉄道駅に登場した。中国(北京)国際サービス貿易交易会(京交会)朝陽分科会場の一連の活動の一貫として、このグルメイベント「美食嘉年華」は26日まで行われる。「北京日報」が伝えた。
将府公園にある郎園Stationには、120を超える屋台が鉄道レールに添って並び、各国の国旗が風にはためき、訪れた市民たちはその間をあちらへこちらへと歩き回る。グルメのシェフたちの手は忙しそうに動き続け、口元も動き続けて、慣れない中国語で「おいしいよ!」、「食べてみて!」と呼びかける。
朝陽区関連部門の責任者の説明によると、この「舌の上の一帯一路」美食嘉年華イベントは2019年京交会の朝陽分科会場で行われ、ブルガリア、チェコ、アゼルバイジャン、ドイツ、英国、ロシア、日本など20数ヶ国の在中国大使館やビジネス機関が参加した。
北京はここ数日高い気温が続いているため、イスラエルとイタリアのジェラート、アゼルバイジャンのジュース、スリランカの紅茶といった暑さを吹き飛ばす飲料品が特に人気を集める。
イベント開催中、郎園Stationでは文化サロン「外交官があなたを世界にいざなう」、国際グルメ商談会、国宝級カービング料理、芸術系ポップアップストア、音楽パーティ、グルメ知識の普及活動、グルメパスポートのプレゼントつきスタンプラリーなどの相互連動型イベントが行われる。北京首創郎園文化発展有限公司の関係責任者によると、「(北京)市民は身分証をスキャンして入場券を受け取り、無料で会場に入り、イベントを体験することができる」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年5月25日