「上海で最もよい書店」と称される鐘書閣の北京店舗が6月22日、営業をスタートした。所在地は北京市海淀区中関村の融科資訊センターで、売り場面積は660平方メートルに上り、文学、社会科学、芸術、経済、育児などさまざまなジャンルの書籍約6万冊をそろえている。試験営業期間中は、ホワイトカラーが大勢詰めかけるネットで話題の文化的スペースになっていた。取材によると、同区は目下、実店舗書店の維持管理規定を改定・整備しているところで、管轄区域内の実店舗書店を対象に一連の補助奨励政策を展開する。
新店舗は売り場面積660平方メートル、文学、社会科学、芸術、経済、育児など各ジャンルの約6万冊をそろえ、斬新な店舗設計、落ち着いた上品なたたずまいで、一歩足を踏み入れると北京ならではの魅力が感じられる。「鐘書閣」と書かれた看板の下に立つと、真っ先に目に飛び込んでくるのはカーブしながら上階につづく朱塗りの階段だ。
現在、同区で登録された書店は153ヶ所あり、店舗総面積は4万4千平方メートルを超える。国家図書館のような「大物」もあれば、中関村図書大厦のような幅広い品揃えの老舗書店もあり、鐘書閣のような新興の特色ある書店もある。同区は現在、実店舗書店の維持管理規定を改定・整備しているところで、書店の規模、営業時間、在庫量などに基づいて、補助金、奨励金、政府によるサービス購入といった方法で管轄区域内の実店舗書店に対する支援を行い、全国の文化センターおよび全国の科学技術イノベーションセンターの中核地域としての建設深化を目指して良好なムード作りを進めている。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年6月24日