「正しい姿勢で座ると、頚椎症の発症率は40%減らすことができる。この正しい姿勢とは、一言でいうと、頭部をやや持ち上げ、胸を張って、自然にリラックスした姿勢のことだ」と話す山西医科大学第二医院骨科の王晋東主任医師は枕の重要性についても紹介しており、「枕は極めて重要で、優れた枕であれば首の痛みを緩和することができるし、リハビリにも役に立つ。枕選びは、ソフトで快適、頭部をしっかり支え、首の自然なカーブに沿っているという3つの原則を満たしたものを選ぶこと」としている。山西晩報が伝えた。
頸椎症の症状がすでに出てしまっている場合は、首の痛みや不調を取り除くことが当面の急務となる。王医師は、「患部を温めることは非常に有効な方法だ。このほか、正しいマッサージと症状にあった投薬も、頚椎症が悪化している場合や体の動きに制限が生じているような場合に、優れた効果を期待できる。とりわけ注意すべきことは、首は気軽に素人がマッサージしてはならないという点だ。きちんとした病院の専門医による指導の下で行わないと、深刻なケースでは半身不随になる恐れすらある」との見方を示した。
このほか、「頸椎体操」や「頸椎ヨガ」など、頚椎や肩の機能訓練に特化した運動を行う必要がある。また全身を使った運動も、頚椎症のリハビリ・治療に効果的だ。たとえば、バドミントンやスイミングはいずれも首に有効なスポーツといえる。
また、王医師は、首のケア方法として、「就寝前に、鳥が翼を広げるような姿勢をやってみると良い。まっすぐ立ち、90度になるまでゆっくりと腰をかがめ、両腕を左右に開き、大きな鳥が翼を広げて飛ぶような姿勢を保つ。ただし頭は持ち上げずに、5分間この姿勢を保ち続ける。この姿勢は頸椎部分の筋肉を鍛える作用がある」と、日常生活における首のケアについてアドバイスしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月2日
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