仏女性ファッション誌「エル(ELLE)」にこのほど掲載された記事によると、洗顔する時間は、スキンケア効果と肌の質に影響を及ぼすという。皮膚の表皮は昼と夜では異なる機能を備えており、昼間はバリア機能を発揮して肌を外的刺激から守り、夜になると、表皮は再生機能を発揮して、昼間にダメージを受けた部分の修復作業が始めるのだという。中国婦女報が伝えた。
この記事は米PureWow社による研究成果を引用しており、「皮膚の表皮の修復機能は、人体の修復機能と同様、サーカディアンリズムの影響を受ける。人体に受ける光が弱くなると、細胞は再生プロセスをスタートする。もしもこの時点で、皮膚が清潔でない場合、皮膚に付着した物質が皮膚を浸食し、細胞の修復プロセスを阻害する恐れがある。このため、太陽が沈んだ頃には、洗顔して清潔にしておく必要がある」としている。
この点についてはスペイン・バルセロナにあるCRG (ゲノム制御センター)の研究からも実証されており、「日が暮れたら、できるだけ早めに皮膚を清潔にするという方法は、皮膚のアンチエイジングに極めて効果的」と指摘している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年6月28日