中国農業農村部(省)は先ごろ行った長江流域重点水域禁漁作業テレビ会議で、今年末までに、長江流域の発表済み水生生物保護区332ヶ所で漁民の漁業従事をやめさせ、全面的な永久禁漁を実施することを明らかにした。人民日報が伝えた。
全面的禁漁が水生生物保護強化と水域生態環境回復の有効な手段であることは、実践によって証明されている。会議は、強力かつ秩序に基づき長江禁漁措置を進めていくことを要求した。2020年末までに、長江の本流と、岷江や沱江、赤水河、嘉陵江、烏江、漢江、大渡河などの重要な支流、さらに◆陽湖(◆は番へんにおおざと)や洞庭湖など長江と通じる湖で漁民の漁業従事をやめさせ、10年間に及ぶ長期の禁漁を実施する。また、漁業従事をやめた漁民に対する国の補助政策を実施し、関連措置の充実化を加速し、漁業従事をやめた漁民の基本的生計を全力で保障する。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年7月3日