倪研究員は、「日本の動きはすでに緊張状態にある日韓関係にさらに打撃を与えることになる。韓国は必ず反撃し、日本を世界貿易機関(WTO)に提訴するとか対抗措置を執るなどして、日韓経済貿易関係はさらに悪化するだろう」と予想する。
さきに中日韓は共通認識に達し、中日韓FTA交渉を全面的に加速し、全面的で、高水準の、互恵かつ独自の価値をもったFTAの締結に努力することで合意した。これまでに行われた交渉は15回を数える。
専門家は、「日韓経済貿易関係の緊張はこれまで長きにわたり何度もつまずきながら、ようやくチャンスの時期にたどり着いた中日韓FTA交渉を再び変数に直面させる」としている。「交渉が中止になる可能性もある」と倪研究員は言う。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年7月2日