ビッグデータで夏休み親子旅行を分析 子連れ旅行に行く人が多い都市は?

人民網日本語版 2019年07月10日14:03

「高考(全国大学統一入試)」、「中考(高校統一入試)」、期末試験が相次いで幕を閉じ、焼け付くように熱い7月が子供たちの天下、つまり夏休みの到来を告げた。長い夏休みをどうやって過ごすのか?多くの保護者が申し合わせたように子連れ旅行を選び、夏休みの親子旅行市場が夏の気温のように「ヒートアップ」している。

旅行サイトの携程が発表したデータによると、旅行客全体に占める親子・家族旅行の割合は約31%で、成人旅行客に次いでおり、夏休み観光消費にとって大きな「手堅いニーズ」となっている。

親子旅行の行き先として最も人気の場所は?

データによると、成都、三亜、厦門(アモイ)、桂林、麗江、杭州、珠海、北京、南京、上海が現在のところ中国大陸部で親子旅行の行き先として最も人気のある十大観光目的地となっている。中国大陸部以外では、日本、タイ、シンガポール、中国香港、中国台湾、英国、米国、マレーシア、オーストラリア、フィリピンが十大人気目的地だった。

子連れ旅行が好きなのはどこの保護者?

旅行をする中で、子供たちは自分の足で世界を歩き、視野を広げ、各地の素晴らしい自然や風情・人情を感じる。では、どこの保護者が子供を連れて旅行に出かけ、外の空気に触れさせたいと考えているのだろうか?データによると、上海、北京、広州、南京、成都、深セン、杭州、天津、西安、重慶が、今年の夏休みに親子旅行に行く保護者が多かった十大都市で、これらの都市の保護者は子連れ旅行の意向がより高かった。

親子旅行の交通手段は?

夏休みの旅行は子供にとって1年で得難いリラックスできる時間だ。より良い旅行体験のために、多くの保護者が子連れ旅行の交通手段として飛行機や高速鉄道を選んでいる。

携程のデータによると、ここ3年、児童の旅行客(0-12歳)が夏休みの旅行者総数に占める割合は年ごとに増加する傾向にある。現在のところ、携程プラットフォームにおける2019年夏休み期間の児童航空券予約数は前年同期比で50%を超える増加となっている。

このほか、高速鉄道は鉄道網が整い、乗車環境も快適であるため、多くの保護者は中国大陸部を子連れで旅行する際の交通手段として高速鉄道を選んでいる。「暑運(夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制)」期間中、全国の鉄道では延べ7億2千万人の旅客を輸送する見込みで、前年同期比で延べ5384万人増加し、伸び率は8.1%になるとみられる。

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