ナイトタイムエコノミーが中秋節の消費の柱に (2)

人民網日本語版 2019年09月16日14:01

▽老舗が豊富な休日向け外食消費を打ち出す

今年の中秋節連休期間には、北京の外食産業企業が一家団らんや家族の繋がりをテーマにしたメニューや体に良い秋のメニューを打ち出し、消費を呼び込んだ。●(火へんに考)肉苑や●肉季などの老舗焼肉企業は中秋節連休期間に一日で最高850キログラムの焼き肉を売り上げ、軽食・泡▼(食へんに莫)の老西安泡▼は連日1千杯以上を売り上げた。

美団公司のビッグデータによれば、北京の連休期間の外食取引額は6億元を超えて、同16%増加した。このうち軽食・ファストフード類が最も人気があり、取引件数は365万件を超え、全体の54.5%を占めて首位に立ち、消費者にとって一番目の選択肢になった。パン・スイーツ、焼肉類、火鍋の伸びが急速で、取引額は順に34.5%、26.2%、25.6%、それぞれ増加した。

取材によると、老舗外食企業の人気料理も中秋節の老舗外食消費の売り上げ上位に並んだ。●肉苑と●肉季は一日で最高850キログラムあまりの焼肉を売り上げ、老西安泡▼は連日ほぼ1千杯以上を売り上げ、砂鍋居の各種砂鍋メニューは連日700-800セットを売り上げた。鴻賓楼の紅焼牛テール、又一順の醋溜苜蓿、西来潤の馬連良鴨子、曲苑酒楼の左宗棠鶏、望徳楼の扣焼羊肉といった老舗人気メニューはお店で必ず注文されるだけでなく、デリバリーの注文もたくさん入り、売上は普段の2倍に増加した。

▽スピーディで便利な消費が顕在化

中秋節連休期間にコンビニエンスストアではホットスナックの売り上げが増加した。便利蜂が提供したデータでは、中秋節の2週間前に月餅の販売が始まり、1週間前になると売り上げが目に見えて増加し、連休期間には一日の平均売り上げが前週に比べて20%以上増加した。

便利蜂の店員は、「中秋節連休期間には、来店する若い消費者は増えることはあっても減ることはなかった。ホットスナックが普段よりもよく売れ、週末よりも多かった。そこで一部の商業圏やコミュニティの店舗では供給量を増やした。いつもは午後6時半から7時頃に売り切れるホットスナックが、中秋節では30分ほど早く売り切れた。ホットスナックと一緒に他の商品も買う人がいつもより多く、休日に栄養補給も忘れていないことがわかる」と説明した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年9月16日

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