このほど、バラエティー番組「幸福三重奏」で中国人ピアニストの郎朗が妻のジーナさんに中国語を教えているシーンが放映され、大真面目に取り組んでいるにもかかわらず「面白中国語レッスン」になってしまう様子が映し出された。
郎朗は遼寧省瀋陽市の出身で、本場の「東北方言」を話し、しゃべる言葉は純正の東北なまり。このバラエティ番組で、郎朗は自ら妻のジーナさんに中国語を教えており、漢字の練習だけでなく中国語の発音も手ほどきしていた。しかし郎朗の「東北版普通話(標準中国語)」で、ジーナさんの中国語はどんどんヘンテコに。郎朗が教えているのは明らかに東北方言だったのだ。
こうして、ジーナさんの中国語は教われば教わるほど標準的な発音から離れていき、中国語の授業はすっかり爆笑レッスンになってしまった。ところが郎朗のほうは、自分の普通話はますます上手くなっていると思い込んでいる。さすがは「大衆密着型」芸術家。番組で放送されたこの「夫唱婦随」のカップルのやりとりを、視聴者は大いに堪能した。
ジーナさんは最後にはすっかり降参し、「中国語は難しすぎる!」とため息。ネットユーザーは「外国語を勉強していたころの自分とそっくり!」とのコメントを寄せている。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年10月17日