迫力満点！　中国産の超大型風力発電ブレード

クリーンエネルギーである風力発電は中国にとって重要な電気源の1つで、中国の設備容量は12年連続で世界一となっている。このほど世界初の16MW海上風力発電ユニットが福建省での取付作業まで秒読みの段階に入った。青蔵高原（チベット高原）から海南省南海まで、中国の国産超大型風力発電用ブレードが山を越え、海を渡り、全国各地へ運ばれている。風力発電所は地方経済の発展に尽きることのないグリーンな原動力を提供している。

洋上風力発電を発展させるのはなぜ？

海には豊富な風力エネルギー資源があり、洋上風力発電は発電設備容量が高く、土地の制約がなく、水資源の消耗がなく、大規模開発に適していて、発電効率が陸上風力発電より20-40％高いというメリットがある。二酸化炭素（CO2）排出量ピークアウトの実現に向けて、風力発電を発展させる大きな余地がある。

風力エネルギーは再生可能資源であり、環境に非常に優しい上、風力発電設備は生態環境への影響が少ない。初期投資は大きいが、水力発電と火力発電に比べ、稼働後の維持管理コストは極めて低く、目下の新エネルギー分野において技術が最も成熟し、大規模開発の条件を最も備え、商用化発展を遂げている発電方法の一つだ。（編集KS）

「人民網日本語版」2023年6月19日