10月24日の中共中央政治局会議で、中共中央政治局は「中国の特色ある社会主義制度の堅持と整備、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化の推進における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」草稿について党内外の一定範囲で広く意見を求めた結果について報告を受け、会議で議論した意見に基づき修正した後、第19期四中全会での審議に上程することを決定した。
他に注目されるのは、この中共中央政治局会議が「中国の特色ある社会主義制度の堅持と整備、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化の推進」という全体目標を明らかにしたことだ。
つまり、中国共産党結成100年時には、各方面の制度を一層成熟させ、一層定型化するうえで著しい成果を得る。2035年には、各方面の制度は一層整い、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化を基本的に実現する。新中国成立100年時には、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化を全面的に実現して、中国の特色ある社会主義制度を一層強固にし、その優位性を存分に示す。
10月24日の中共中央政治局会議は「中国の特色ある社会主義制度の堅持と整備、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化の推進は、全党の重大な戦略任務である。党中央の統一的指導の下で進め、科学的に計画し、入念に組織し、遠近を結合し、全体的に推進しなければならない。各級の党委員会と政府及び各級の指導幹部は制度意識をしっかりと強化し、率先して制度の権威を守り、制度執行の模範となり、全党・全社会が自覚的に制度を尊重し、厳格に制度を執行し、断固として制度を守るよう先導する必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月28日