「バイト経済報告」本業+副業で高収入、ネット関連3割強 (2)

人民網日本語版 2019年11月13日15:23

また同報告は、学歴と収入源との関連も映し出す。無収入層は小学校以下の学歴が28.69%を占め、この層の職業は無職か農業生産が中心だ。学歴が高くなると、本業の収入のみ、または本業・バイト収入ありの割合が上昇し、バイト収入のみ、または本業・バイト収入どちらもなしの割合が低下する。よって学歴が高くなると、安定した職業を選べるようになり、雇用はますます安定すると同時に、副業を通じて収入を増やす機会もより多くなり、本業と副業とが結びついたケースがますます多くなるといえる。県域の高所得者で両方の収入がある層では、本業の収入と副業の収入の割合は約2対1だ。ここから、複数の仕事や属性をもった「スラッシュ青年」は県域の高所得層の中で抜きんでた存在であることがわかる。

「バイトで収入を増やしたい」が9割以上

データによると、県域のバイトの仕事の35.11%はインターネットと関連があり、たとえばネット配車サービス、デリバリーサービス、オンラインショップなどの仕事だ。「インターネットプラス」関連のバイトは各種バイトの中でトップに立つことは、四線都市や五線都市の雇用市場にネットが深く根を下ろしていること、ネット関連のバイト経済が県域の人々の生活を支える重要なものになっていることを物語っている。このほか建築、内装、引っ越し、貨物輸送などの生産型労働及び販売、外食、手仕事といったバイトの基本といえる仕事も、大勢の県域労働者を引きつけている。

同報告がまとめた統計では、県域のユーザーの90%以上が、「バイトをして収入を増やしたい」と答えた。58同鎮がバイト労働者の傾向を調査したところ、完全なオンラインでの仕事が県域ユーザーの間で非常に人気があり、「よい」とした人が40.25%に上ったほか、「オンラインとオフラインが融合したバイトがよい」は33.52%に上った。女性でオンラインの仕事が「よい」は70.66%に上り、男性を大きく上回った。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年11月13日

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