「バイト経済報告」本業+副業で高収入、ネット関連3割強

人民網日本語版 2019年11月13日15:23

生活情報サイト・58同城傘下の郷鎮生活情報サービスプラットフォーム・58同鎮はこのほど、清華大学社会科学学院県域ガバナンス研究センターと共同で、県域の住民1万6千余人を対象に調査研究を行い、「2019年中国県域アルバイト経済調査報告」を発表した。県域に暮らす人々のアルバイト状況を深く掘り下げて描き出したものだ。「北京日報」が伝えた。

女性のバイトが52.22% 県域のバイトは中年・青年が90%以上

同報告によると、バイト経済の自由度の高い労働モデルは女性に対する魅力がより強く、バイトのうち女性の占める割合は52.22%に達した。若年化もバイト労働の目立った特徴で、県域のバイト労働者は21-50歳の中年・青年が最も大きな割合を占めて90%以上に達した。このうち31-40歳の青年は38.57%で、県域のバイトの中心を担う。

県域は優れた人材が流出し、若者の多くは一線都市や新一線都市で高等教育を受けると、そこにとどまって働く道を選択することから、県域のバイト労働者の学歴は一般的に高くない。58同鎮の調査研究データによると、県域バイト労働者の90%以上が4年制大学以下の学歴だ。また、県域市場で安定した雇用を獲得した層は38.91%にとどまり、60%以上が相対的に不安定な雇用を本業とし、非正規雇用の労働者が相対的に多い。

バイト収入ありが52.27%

同報告によれば、県域市場の労働者は本業の収入で生活している人の割合が最も高く、全体の3分の1を超えるが、バイト収入は引き続き重要な役割を果たしている。バイト収入がある層(バイト収入のみの層、本業の収入とバイト収入がどちらもある層を含む)は52.27%に達した。このうち本業とバイトの両方の収入がある層は、総人数の24.72%を占めた。

調査研究データをみると、女性でバイト収入だけという人15.38%を占め、割合は男性をやや上回った。男性で本業の収入だけという人は19.07%に上り、割合は女性をやや上回った。本業の収入もバイト収入もない層では、女性が68.92%を占めた。バイトというスタイルは専業主婦やニートに都合がよい。こうした人々はバイトのニーズが非常に高く、未来の県域バイト経済の発展にとって重要な突破口になる可能性がある。

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