中国農業科学院が「国際農業科学計画」発起 第1期は1千万ドル投入

人民網日本語版 2019年11月14日13:33

中国農業科学院が国連食糧農業機関(FAO)、国際農業研究協議グループ(CGIAR)、国際原子力機関(IAEA)、成都市人民政府と共催する第6回「国際農業科学院院長ハイレベルシンポジウム」が12日から14日にかけて四川省成都市で開催される。農業農村部(省)の張桃林副部長、中国農業科学院院長の唐華俊院士、国際農業研究協議グループの責任者エルウィン・グレンジャーらが開幕式に出席し、挨拶した。国連食糧農業機関の屈冬玉事務局長がビデオメッセージを寄せた。人民日報が伝えた。

同シンポジウムは「科学技術で農業・農村のグリーンな発展を促進」をテーマに、国連2030アジェンダ目標の実現を推進する。39カ国の政府当局、農業研究機関、及び15の国際機関の代表者400人余が一堂に会した。「農業のグリーンな生産体制の構築」「農業自然資源と生態環境の保護」といった5つの議題をめぐり交流・共有を掘り下げ、農業科学技術革新による農業発展方式のモデルチェンジを促進する新たな発想と措置を共に模索した。

中国農業科学院は13日、「国際農業科学計画」を発起した。第1期プロジェクトの投資額は1000万ドル。安定的な国際協力及び共同難関突破メカニズムを構築し、科学者による世界の革新ネットワークへの全面的な浸透を促進し、科学技術革新水準を高め、世界の協力により農業科学技術運命共同体を構築することが目標だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年11月14日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング