北京の高速料金所に輸送トラック専用レーン設置 後払い式ETCカード導入

人民網日本語版 2019年11月20日16:17

北京市首都公路発展集団有限公司は11月15日から輸送トラック専用のETCカードの発行を始めたことを明らかにした。オンラインとオフラインでETC車載器の申し込みが可能となっている。北京青年報が報じた。

従来のプリペイド式のETCカードとは異なり、輸送トラック専用のETCカードは後払いスタイルを採用しており、高速道路の料金は料金所通過時ではなく、後から請求される。このような後払いスタイルにすることで、輸送トラックが料金所で停車せずに通過することができるだけでなく、プリペイド式カードのように事前にチャージしておく必要がなくなり、輸送トラック運転手の経済的負担を緩和することができる。

交通運輸当局が統一して計画を実施しており、今年末までは、輸送トラックは有人の料金所を利用することになる。そして、2020年1月1日にシステムが切り替わりETCを搭載する輸送トラックは料金所の輸送トラック専用レーンを通過することができるようになる。そうなれば料金所で停車する必要はなくなるほか、少なくとも5%引の通行料金を享受することができる。ETC車載器を搭載していない輸送トラック(車載器なしでのETCカード利用を含む)については、通行料金の割引や免除などの優遇政策が利用できなくなる。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年11月20日

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