商務部(省)が18日に発表したデータによると、今年1-10月に全国で新たに設立された外資系企業は3万3407社に上り、実行ベース外資導入額は7524億1千万元(1元は約15.5円)に上り前年同期比6.6%増加した。このうち10月単月の同外資導入額は692億元となり、同7.4%増加した。新華社が伝えた。
商務部の説明によると、1-10月に同外資導入額が6.6%増加したことから、海外の投資家が中国への投資について高い信頼感と期待感を維持していることがわかる。これと同時に、5千万ドル(1ドルは約108.6円)以上の大型プロジェクトが1300件を超え、同5.4%増加した。外資系企業の投資構造の最適化も進み、サービス業、ハイテク産業が急成長を維持した。全体として、中国の今年の外資導入状況は「穏中有進」(安定の中で成長)の流れを維持しており、今年の外資安定の目標は実現可能とみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年11月19日