中国大陸部の今年の映画興行収入、早くも600億元を突破

人民網日本語版 2019年12月10日16:00

中国国家映画事業発展特別プロジェクト資金管理委員会弁公室のアプリ「中国映画興行収入」によると、今月6日午後10時41分現在、中国大陸部の年間映画興行収入は600億元(1元は約15.43円)の大台を突破し、その時期は昨年より24日早かったという。

娯楽産業調査会社・芸恩のデータによると、今月6日午後5時現在、中国大陸部の映画のうち興行収入が1億元を突破したのは80作品で、うち国産が41作品と過半数を占めている。10億元突破は15作品で、うち国産が10作品と67%を占めている。

現時点の年間興行収入トップ5は、「ナタ~魔童降臨~(原題:哪吒之魔童降世)」(49億7400万元)、「流転の地球(原題:流浪地球)」(46億5500万元)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(42億4100万元)、「私と私の祖国(原題:我和我的祖国)」(29億9000万元)、「高度一万メートルの奇跡(原題:中国機長)」(28億7000万元)で、このうち4作品が国産映画となっている。

今年は中国映画史に残る一年だ。本記事掲載前の時点で、今年の興行収入トップは国産アニメ映画「ナタ~魔童降臨~」で、2位は国産SF映画「流転の地球」だった。

国産アニメとSF映画は興行収入のほか、評判も上々だ。「ナタ~魔童降臨~」は今年10月にアカデミー賞長編アニメ映画賞の一次審査を通過しており、中国大陸部を代表し第92回アカデミー「国際長編映画賞」を争う。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年12月10日

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