「中日映画合作交流·北京ラウンドテーブル」の参加者とゲスト(撮影・李沐航)
中日の映画交流・協力をさらに一歩踏み込んで展開するべく、北京映画代表団と北京市映画局は29日午前、東京の中国文化センターで「中日映画合作交流·北京ラウンドテーブル」を開催した。日本文化庁と外務省のアジア大洋洲局、在日本中国大使館の関連の責任者、中日の映画監督代表の陳思誠監督、岩井俊二監督、北京や東京から参加した映画会社約20社の責任者約50人が出席した。人民網が報じた。
「中日友好の基礎は民間にあり」 映画交流と協力が民間の心の交流を促進
北京市党委員会宣伝部の趙衛東・常務副部長
北京市党委員会宣伝部の趙衛東・常務副部長は挨拶の中で、「映画はアートの一つで、中日両国の文化交流の重要な架け橋、中日両国の国民の相互理解、心のコミュニケーションを促進する架け橋だ。今回、北京の映画業界の優秀な人材の代表、製作チームの代表、優秀な作品が東京に集結した。東京国際映画祭から優れた経験を学ぶと同時に、映画祭というプラットフォームを通して中日両国と北京、東京の両地の映画界が相互理解、交流を深め、中国の映画の分野の発展成果をPRし、今後の両国の映画人のさらに一歩踏み込んだ交流、協力が促進されることを望んでいる」と語った。
日本の文化庁の坪田知広参事官(芸術文化担当)
日本の文化庁の坪田知広参事官(芸術文化担当)は挨拶の中で、「東京国際映画祭と北京国際映画祭は、アジアで重要な映画祭だ。この2つの映画祭が手を携えて共に発展することを願っている。中国映画の急速な発展には、日本を含む世界の映画界が注目し、感心している。今後、中日が映画の分野でさらに緊密な協力を展開し、共に両国、ひいてはアジアの映画事業の発展を促進することを願っている」と語った。