北京市衛生健康委員会は26日、北京市第3回成人喫煙調査結果を発表した。これによると、2019年の北京市における成人喫煙率は20.3%で、2014年比3.1ポイント低下した。喫煙者総数は363万5千人で、2014年比55万5千人減。統計データから、北京市成人の喫煙率は低下傾向が続いていることが判明した。北京日報が報じた。
職場で受動喫煙の場面に遭遇したとき、市民の60.4%は、「受け入れらない」あるいは「非常に受け入れられない」と答えた。その時の対策として、34.8%は「喫煙している場を離れる、あるいは避ける」という方法を選択した。「本人に喫煙を控えてもらうよう言う、あるいは他の従業員や管理職に控えてもらうよう本人に言ってもらう」とした人は30.1%、「特に何の行動も起こさない」は29.8%だった。レストランで受動喫煙のシーンに遭遇した場合は、回答者の56.5%が、「受け入れられない」あるいは「非常に受け入れられない」とした。そして、「その場を離れる」という選択をした人は18.1%、「本人に控えてもらうよう言う、あるいはレストランの店員に控えてもらうよう言ってもらう」は21.7%、「何の行動も起こさない」は56.3%だった。
小・中・高校では全面禁煙であることを知っている市民の割合は最も高く、92.8%に上った。「タクシーは禁煙」を知っている人の割合は、80.5%から85.2%まで上昇した。一方、市民が禁煙であることを知っていた割合が低かった下位4ヶ所は、レストラン、職場、行列に並んで待っているスペース、バーだった。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年12月27日