ショート動画共有アプリ「抖音(Tik Tok)」が6日に発表した「2019抖音データ報告」によると2020年1月5日まで、抖音のデイリーアクティブユーザー数が4億人を突破した。「動画撮影とSNS投稿による経済効果」の台頭に伴い、2019年、Tik Tokのユーザーは233ヶ国・地域で延べ6億6000万回にわたり動画撮影と投稿を行った。海外における動画撮影と投稿で人気の高かった都市は、バンコク、ソウル、東京だった。中国新聞網が報じた。
Tik Tokに投稿されている中国の都市の動画で、寄せられている「いいね!」が最も多いのは北京で、51億2000万回で2019年の「抖音シティー」となった。以下、成都(40億3000万回)、上海(35億6000万回)、深セン(29億5000万回)、広州(28億3000万回)と続いた。
報告によると、Tik Tokに投稿する動画コンテンツの好みは年齢によって異なり、「00後(2000年以降生まれ)」は「二次元(アニメ・漫画・ゲームなどを総じたジャンル)」関連の動画、「90後(1990年代生まれ)」は旅行先の山、川、海などの「自然の風景」の動画、「80後(80年代生まれ)」は「親子動画」、「70後(70年代生まれ)」は「グルメ系」の動画を好んで投稿している。
2019年、Tik Tokは「無形文化遺産」のPRにも積極的に利用された。報告によると、2019年、国が指定した「無形文化遺産」の93%がTik Tokに関連動画を投稿しており、寄せられた「いいね!」の数は延べ33億3000万回に達した。最も人気の国指定の「無形文化遺産」は、「京劇」、「咏春拳」、「黄梅戯」だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年1月8日