上海がアプリ「游上海」をリリース　これ1つで人気レストラン検索からホテル予約まで

上海の食、住、交通、遊び、ショッピング、娯楽など、各種の文化観光や社会市場の資源、さらに、行政サービスの窓口を一本化した「一網通弁」、医療などの公共資源を一つにまとめたスマホアプリ「游上海」が22日にリリースされた。スマート観光シティを建設中の上海が、市民や観光客を対象に、観光やレジャー、ライフサービスなどの面の更なる便利なサービス提供をスタートさせた。新華社が報じた。

アプリのホームページには、ホテルや入場チケット、タクシー、グルメ、飛行機のチケット、特別割引、人気観光ルート、公共バスなど、15のコンテンツが設けられている。ユーザーは、上海の地元料理を味わえるレストランや人気の文化ショーなどの情報を調べることができるほか、飛行機や列車のチケット、ホテルの予約、観光スポットの入場チケット購入などができる。また、アプリは、上海の公共バスや地下鉄などの公共交通機関システムともつながっており、QRコードを使って乗車することもできる。

最新の情報を検索したり、各種予約ができるほか、アプリの「ここは上海」というコーナーでは、VRやARなどの最新技術を駆使して上海全体や16区の観光スポット、ホテル、グルメ、人気観光ルート、土産物、交通などの資源を紹介しており、市民や観光客が上海について理解を深めることができるようになっている。

アプリにはこのほかにも「輸入博覧会」コンテンツも設けられており、11月5日から10日にかけて開催される第2回中国国際輸入博覧会の見所を紹介している。

上海は今後、海外からの観光客に便利なサービスを提供するために英語版のアプリも打ち出す計画だ。（編集KN）

「人民網日本語版」2019年10月23日