山東省政府新聞弁公室によると、山東省はこのほど通達した「全省電気自動車(EV)充電インフラ建設・運営・管理のさらなる強化と規範化に関する実施意見」の中で、山東省全体の充電インフラ保有量を2022年末までに10万以上とし、「すべてのEVに充電ポールが備わり、設置が合理的、スマートで高効率、力強いサポート」という充電インフラ体制をほぼ構築すると打ち出した。人民日報が伝えた。
山東省の充電インフラの整備には現在、EVと充電ポールに関する情報不足、住宅団地と公共施設駐車場の充電インフラ整備の遅れ、EV充電の低い利便性といった問題が存在している。これについて山東省は主に、全省充電インフラ情報公共サービスプラットフォームの建設、充電インフラ運営・管理の規範化を着眼点としている。
EVの航続距離の需要に対応するため、山東省は充電インフラ整備を高速道路サービスエリアの重要関連施設としており、上り・下りを含め146カ所の高速道路サービスエリアに146軒の充電スタンドを建設し、595本の充電ポールを投入している。高速道路サービスエリアにおけるクイック充電ネットワークを大まかに構築している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年1月8日