現在北京で開かれている北京市の両会(人民代表大会・政治協商会議)において、同市内にある北京冬季・パラリンピック競技会場の全てが年内に竣工予定であることが明らかになった。また、選手村など非競技施設の建設も急ピッチで進められているという。新華社が伝えた。
競技会場については、首鋼スキージャンプセンターと国家水泳センター(ウォーターキューブ)のカーリング会場が、他に先駆けすでに竣工している。国家アルペンスキーセンターでは、国際スキー連盟(FIS)アルペンスキーW杯が近く開催される。国家スピードスケート館では、機械設備や電力設備の取り付け作業が始まっており、今年6月に竣工の見通し。国家ボブスレー・リュージュセンターや国家体育館も計画に基づき、その建設が加速されている。
非競技施設についてみてみると、北京冬季五輪選手村は主体工事が完成しており、今年末に竣工の予定。国家会議センター第2期や延慶冬季五輪選手村においても主体工事が進められており、こちらも年末に竣工の見込みとなっている。(編集KM) 「人民網日本語版」2020年1月13日