アカデミー賞エントリー作品「海獣の子供」が中国で2月14日に封切りへ (2)

人民網日本語版 2020年01月16日09:12

声優陣を見ると、映画「告白」に出演し、2010年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した人気子役の芦田愛菜がヒロインの安海琉花の声を担当。また、女優の蒼井優も琉花の母親の声を担当するなど、豪華メンバーとなっており、キャラクターを立体的に描き出すことに貢献している。そして、さらに特筆すべきなのが、アジア中で有名な映画音楽の巨匠・久石譲が音楽を手掛けた点だ。「千と千尋の神隠し」や「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」など名作アニメーション映画のほか、「さらば復讐の狼たちよ」(原題:譲子弾飛)、「菊次郎の夏」、「HANA-BI」といった名作映画などに、久石譲は音楽を通して命を吹き込んできた。「海獣の子供」でも、その音楽によって海は深みを増し、海獣はエネルギッシュになり、空はいっそうスケールの大きな存在になっている。久石譲が音楽を担当しているということを考えただけでも、同作品への期待が高まる。

また、主題歌の「海の幽霊」は、超人気歌手・米津玄師が歌い、そのしなやかで流れるような独特の音楽スタイルは、映画ともぴったりマッチしている。米津が主題歌を歌ったことが、この映画のポイントをさらに高くしている。

同作品が2月14日に公開されることが発表されると、多くのネットユーザーは、「『君の名は。』以降、最も期待度が高い日本のアニメーション映画だ」との声を寄せ、多くの人がいち早く観ようと首を長くしてその公開を待っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年1月16日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング