新型肺炎対策会議、湖北省支援で医療要員2000人を増派

人民網日本語版 2020年02月05日17:12

李克強総理は4日、自らがトップを務める新型コロナウイルスの感染による肺炎対策の中共中央指導グループの会議を開いた。新華社が伝えた。

会議は「武漢市を中心に湖北省が依然として全国における感染拡大の防止・抑制の最重要地であり、人々の生命の安全と身体の健康を第一に考え、入院率と治癒率を高め、感染率と致死率を下げるべく努力する必要がある。病床の供給をさらに拡大し、感染の疑いのある人や軽症患者を集中的に収容したり、濃厚接触者を観察するためにホテル、スポーツ施設、研修センターなどを徴用し、一部の3級総合病院を指定病院にする。また、湖北省支援のため医療要員2000人を増派する。優れた力を集中させ、高水準の医療チームを派遣して重症患者の治療に当たる病院や病棟を接収管理し、救急設備と防護物資を整える。現場の初診医療チームを拡充する。医療要員の交替休憩を合理的にアレンジし、医療要員の身体の健康を確保する。検査・診断能力を高め、検査に要する時間を短くし、全国の疾病コントロール機関から検査チームを武漢に派遣して支援し、条件を満たす第三者検査機関による核酸検査を許可する。診療プロトコルを優れたものに変え、臨床で有効性の確認された治療措置を標準治療に取り入れ、中国医学と西洋医学の結合を強化し、臨床治療の有効性を高める」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年2月5日

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