新型肺炎下の「おうち経済」 流れに逆らい猛烈な勢い (2)

人民網日本語版 2020年02月13日16:27

さまざまな分野へ波及

データをみると、携帯電話ゲーム、ライブ配信、ネットショッピングなど携帯電話を基礎とした一連の業界も、今年の春節連休期間に流れに逆らった成長を遂げた。

新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市の羅軍さんは、「知識にお金を払うということでは自分は最先端を行っている。主に電子書籍を利用し、オンラインレッスンもいくつか利用し、たとえば人間関係に関するレッスンなどを受けた。自分は『レッスン購入の達人』で、携帯電話には知識を有料で手に入れるためのソフトを数本ダウンロードしており、レッスンも多く購入した。『知識経済』の時代、知識にお金を払うことは1つの手段であり、自分の勉強方法やライフスタイルもそれで変わった」と述べた。

家にこもって退屈している劉さんは、「あまりにも退屈だと、動画をいくつかダウンロードする。映画館で見るよりずっと安い。お金を払って動画を見て毎日を過ごしている」という。

価値のあるコンテンツにお金を払うのは1つのトレンドだ。「2019年中国知識サービス重要産業トレンド報告」によると、ユーザーの47%は「価値のあるコンテンツについて、提供者に合理的な報酬を与えるのは当然のこと」と考え、41%は「現在の有料型知識に満足している」という。

オフラインの娯楽が激減し、オンラインゲームやオンライン動画などの娯楽に移行した人は多い。旧暦の大晦日に当たる1月24日、「王者栄耀」は約20億元を稼ぎだし、前年同期の13億元から大幅に増加した。上場ゲームメーカーの製品も同じように好調だった。春節連休期間にも、「少年三国志2」がリリースされ2ヶ月近く安定的に人気を集め続けている。「一刀伝世」は人気ランキングで9位上昇して55位になった。

同時に、インターネットを土台として発展してきた一部の遠隔オフィスソフトが爆発的な人気となっている。1月27日、オフィス製品の飛書は、1月28日から5月1日まで、すべてのユーザーに遠隔オフィスサービスとテレビ会議サービスを無償で提供すると発表した。騰訊(テンセント)も同日、オンラインで音響と映像が協同する動画サービス「騰訊会議」を提供すると発表し、全国のユーザーに300人が同時に会議に出席できる機能を無料で開放した。

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