中国科学院島礁総合研究センターの永暑ステーションと渚碧ステーションの運用がこのほど始まった。いずれも生態や地質、環境などを調査する多くの機能を備えた実験室を設置しており、島に駐在する科学研究者が現地調査・サンプル採取などの研究を確実に展開できるようサポートする。新華社が伝えた。
永暑ステーションには現在すでにサンゴ礁生態オペランド観測システムや島嶼・岩礁の植生生態モニタリングシステム、淡水涵養モニタリングシステムが完成している。渚碧ステーションは、地質恒常性モニタリングシステムと淡水涵養モニタリングシステムのガイドライン制定を完了している。
両ステーションの運用開始により、熱帯の海洋環境下での深海の生態や地質、環境、材料、海洋エネルギー利用などのオペランド観測の点から面への拡張を実現できる。これにより、「美済パーク」をメインとし、永暑と渚碧両ステーションをサブとする、南中国海の島嶼・岩礁をめぐるテクノロジーサポートプラットフォームが完成する。南中国海の重要海域の生態系変化、地質恒常性、島嶼・岩礁の生態環境立体観測などに焦点を絞った協同研究の展開に寄与し、今後さらに関連の科学研究環境と機能を整備する計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月24日
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