中国国内の感染状況は現在、全体的に好転している。本土の感染拡大はほぼ阻止されたが、散発的な発症例が引き続き現れている。それと同時に海外で感染が急速に拡大しており、「輸入症例の防止、国内の再発阻止」が現在の感染対策の主要策になっている。感染予防の専門家は、現在はまったく油断できる段階ではなく、感染を回避するため次の習慣を維持すべきと注意を促している。人民網が伝えた。
1.集会と会食を減らす
2.人の多い公共の場を避ける
3.マスクの着用が必要な場所では着用を続ける
※中国国家衛生健康委員会が発表した「人々の科学的なマスク着用案内の通達に関する通知」によると、一般の人は人が密集していない風通しのいい自宅と屋外でマスクを着用する必要がない。人が密集している場所にいる場合、低・中リスク地域の場合はマスクを携帯し、他人と近距離接触(1メートル以内)する場合にマスクを着用する。
人が密集する病院、バス停、駅、空港、スーパー、飲食店、公共交通機関、及びコミュニティ・職場の出入口などのスタッフについては、低・中リスク地域の場合に使い捨ての医療用マスクまたは医療用外科マスクを着用し、高リスク地域の場合は医療用外科マスク、または、KN95/N95以上のレベルの防護マスクを着用することを提案する。
4.手洗いの習慣を維持する
5.コミュニティの防疫措置への協力を続ける
6.公園や屋外の娯楽施設でも距離を保つ
7.食べ物を各自の食器に分け、食器と箸の共用を避ける
8.せき、発熱、だるさ、胸の不快感、呼吸困難などが生じた場合、速やかに病院に行くか、病院に行くよう説得する。
9.良好な習慣を養う
※室内で勤務する場合は窓を開け、こまめに換気し、室内の空気の流れと家庭の衛生を維持する。くしゃみ、せきをする際には肘で口と鼻を覆い、ところ構わず痰を吐かない。口と鼻の分泌物はティッシュで包み、蓋のあるゴミ箱に捨てる。
10.健康的な生活を維持する
※常に良好な精神状態を保ち、栄養バランスに注意する。適度な運動を続け、自身の高い抵抗力を保つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月8日