ビデオブロガーが若者のプランBになるのはなぜ? (2)

人民網日本語版 2020年04月15日09:22

こうしたケースは例外ではない。インターネットのビッグデータ分析を手掛けるクエストモバイル社の報告のデータによれば、春節時期のさまざまなマーケティングイベント、感染症の爆発的拡大という2つの要因に後押しされ、Tik TokとKwaiの一日あたり平均ユーザー規模はTik Tokが38.9%、Kwaiが35.2%、それぞれ増加した。Kwaiもデータを発表し、2月7日から3月31日までの間に、新たにアクティブな企業ユーザーのアカウントが50万件増えたことを明らかにした。

Q&Aサイト「知乎」では最近、「ショート動画でどうやって稼ぐの?」、「(動画サイトの)『bilibili』(ビリビリ)で暮らしに役立つ動画の配信を始めたブロガーです。どのようなPRをすればよいでしょうか?」といった質問がよく寄せられるという。

Tik Tokでは「養号」に関する動画が50万3千本を超え、再生回数は13億1千万回に達した。Tik Tokは公式アカウントで、動画を発表し、正しい情報を伝え、「養号」には技術がいると伝え、ユーザーに質の高いコンテンツを持続的に発信しなければ注目されたり「いいね!」をたくさんもらったりすることは難しいと注意を促すが、「養号」をめぐる議論は相変わらず沸騰気味で、ここからアカウント運営に対するユーザーの差し迫った様子がうかがえる。

ウェイボーの人気者も急成長するショート動画に移行

新たにSNSを始めた人がショート動画の分野でパイの分け前にあずかろうと考えるだけでなく、写真や文章をつづる個人メディアのベテランブロガーもショート動画という大きなパイを見過ごせないと考えている。

@笑飛雪さんは有名な旅行ブロガーで、微博(ウェイボー)のアカウントには100万人以上のフォロワーがいる。Qunar.Comや飛猪などのプラットフォームでも旅行家として名前が通っている。感染症が爆発的に拡大して旅行産業は大きな痛手を被り、これまで春節が終わると全国各地を飛び回って写真を撮り、旅行記を書いていた@笑飛雪さんも今年はずっと家にいるしかなく、長らく考えてきたショート動画への転向を実行に移すことを考えるようになった。

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真
| おすすめ

ランキング