浙江大学が3日明らかにしたところによると、同大学生物システム工学・食品科学学院の平建峰研究員の課題チームは、初めて摩擦ナノ発電機技術を農業用織物に応用し、スマート化農業用織物にした後、雨水が打ち付ける時の電子転移及び流れる時の電流を利用し、スマート農業にエネルギーを供給する。同研究は世界的な学術誌「ナノエナジー」に掲載された。科技日報が伝えた。
南方地域では災害レベルの豪雨が頻繁に発生し、農業生産に損失をもたらす。農業用織物はハウス施設で最も良く見られるが、日陰を作り雨を遮り、作物を保護する発電機に変えることはできないだろうか。研究チームはこのアイデアを直ちに実践に移し、農業用織物の糸に特殊な改造を施した。ハウス表面に2層の特殊材料、すなわち導電する炭化チタンナノ材料と導電しないポリジメチルシロキサンを重ねた。
平氏によると、改造後の農業用織物は既存の農業用保護材料などの機能を実現しただけでなく、農業環境から途絶えることなくエネルギーを取得でき、スマート農業に駆動力を提供する。実験データによると、9.5ニュートンの連続的な力の作用を受け、長さ3センチの糸が7.7ボルトの電圧を生む。
「この2種類の材料は良好な生体適合性を持ち、そして加工全体の規模化・工業化が容易だ」。平氏によると、将来的に蓄エネ設備と連携することで、こうした改造済みの農業用織物は作物栽培業及び畜産業に保護を提供する。さらにモノのインターネット(IoT)の感知デバイスに絶えず電力を送り、農業情報の無電源モニタリングとリアルタイムの天気予報の提供に利便性をもたらす。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月4日
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