深セン市で初となった新型コロナウイルス無症状感染者の妊婦が先月30日、深セン市第三人民病院で無事、健康な男児を出産した。母子は3日、順調に退院した。同妊婦は1カ月以上前に新型コロナウイルスによる感染症が完治して同病院を退院した後、PCR検査を6回受けたが、結果はいずれも陰性だった。新生児はPCR検査の結果が陰性で、新型コロナウイルスに感染していないにもかかわらず、生まれた時から新型コロナウイルスの抗体を持っていた。同病院産婦人科の夏俊霞科長は「これは母の抗ウイルス能力が子供に遺伝したのだろう。母親が子供にプレゼントした強力な『防護服』だといえる」と述べた。生命時報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月4日