武漢市で最後の新型コロナ感染者3人が退院　入院者数が再びゼロに

今月3日、湖北省武漢市肺科病院に入院していた最後の新型コロナウイルス感染患者3人が、24時間以上間隔をあけて行った2度のPCR検査で陰性となった。体温も正常で、他の症状も見られなかった。翌4日、国家専門家グループは、3人が退院の基準を満たしたと判断した。これで、武漢市で入院している新型コロナウイルス感染患者が再びゼロとなった。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

6月4日24時の時点で、湖北省全域において確認されている感染者数は0人、感染の疑いがある人も0人となった。同省で報告された新型コロナウイルス感染患者数は累計で6万8135人、退院者数は6万3623人、死者は累計で4512人。また、濃厚接触者を累計28万4898人追跡し、現時点で853人が隔離されており、経過観察を受けている。（編集KN）

「人民網日本語版」2020年6月5日