新鮮なヤマモモを満載にした中国の民営宅急便貨物航空会社・順豊航空の貨物機B757-200型機が11日午前、北京大興国際空港に着陸した。これにより、昨年9月に開業した同空港の貨物運行路線が正式に開通した。順豊航空は、同空港に乗り入れた初の中国国内の貨物航空会社となった。人民網が報じた。
順豊の今回のフライトは杭州と北京(大興)をつなぐ路線で、大興国際空港における初めての貨物運行路線となった。同空港の便利な貨物運行路線と、物流会社・順豊エクスプレスの運送ネットワークを通して、浙江省産の新鮮なヤマモモが北京・天津・河北省の市民の食卓に届けられる。
北京大興国際空港には33万5000平方メートルの貨物エリアがあり、貨物機24機を駐機することができる。うち、20ヶ所がE類の駐機エリアで、4ヶ所がF類の駐機エリアとなっている。貨物エリアには国際貨物施設が3ヶ所、国内貨物施設が3ヶ所あり、年間200万トンに荷物を処理する能力がある。今年7月、総面積7万2000平方メートルの第二期国際貨物便倉庫の建設が始まるほか、郵政、順豊、京東の中国の物流会社3社のピッキングセンター建設も年内に始まる計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月12日