中国科学技術大学の潘建偉院士のチームは15日、世界初の量子科学実験衛星「墨子号」を利用し、もつれに基づく無中継・1000キロメートル級量子機密通信を実現した。この量子通信応用分野における重大なブレークスルーに関する論文は、北京時間同日深夜に国際的に権威ある学術誌「ネイチャー」(電子版)に掲載された。論文掲載前、中国科学院科学伝播局、シュプリンガー・ネイチャーが共同で同成果のオンライン説明会を開いた。潘氏がメディアに向け、最新の科学研究の重大なブレークスルーを紹介した。中国新聞網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月16日