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中国産コンピューター「天玥」、四川生産ラインの1台目がラインオフ

人民網日本語版 2020年06月17日10:41
中国産コンピューター「天玥」、四川生産ラインの1台目がラインオフ

中国航天科工集団によると、四川省1台目の国産コンピューター「天玥」が10日午前、広安生産拠点でラインオフした。人民網が伝えた。

情報安全が国家戦略まで引き上げられるに伴い、情報化応用イノベーション産業が爆発的成長を迎えた。中国航天科工集団第二研究院第706研究所の関係責任者は「四川省2019年の情報化応用イノベーション試行プロジェクトにおいて、706研究所の天玥ブランドコンピューターは高い市場シェアにより、全試行プロジェクトの全試行機関をカバーするとともに、四川省の市場で高い評価を得た」と述べた。

四川省政府は昨年末、中国航天科工集団と共に成都市で、「四川省情報技術応用イノベーション産業重大プロジェクト」に調印し、パークの除幕式を行った。協定の約束によると、中国航天科工集団第二研究院は成都市ハイテク区で企業を設立し、現地化マイグレーション適応、システムインテグレーション、製品供給、アフターサービスを提供する。

第二研究院は四川省の華金潤集団有限公司と協力し、広安市華金潤情報技術産業パークで今年6月、中国航天科工国産コンピューター完成機スマート製造ライン1期プロジェクトの建設を完了した。将来的に四川省は3年に分け国産コンピューターのカギとなる分野における普及を行う。

このほど竣工した中国航天科工集団紅河生産拠点と同様、広安生産拠点も先進的なMES生産管理システム、ERP管理システム及び自動化・スマート化・柔軟化・透明化などの現代製造能力を一体化させた先進的な生産ラインを導入した。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年6月17日

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