中国工業・情報化部の幹部は13日、国連気候変動会議の関連会議に出席した際、ここ数年、中国の工業分野はグリーン製造の実施を深く進めており、工業分野を積極的にグリーン・低炭素へとモデル変換していることを明らかにした。人民日報海外版が伝えた。
国連気候変動会議の開催期間中、中国は中国工業・情報化部や中国社会科学院、中国グリーン製造連盟などが共同で、「グリーン製造体系建設の推進 工業のグリーン・低炭素発展の促進」と題する関連会議を開いている。
また工業・情報化部省エネ・総合利用司の関係責任者によると、中国は積極的に伝統的な製造業のグリーン改造を推し進めており、グリーン金融を活用し、グリーン製造重点プロジェクトを約500件実施し、省エネや節水、資源の総合利用といった改造を推し進めるとともに、積極的に省エネ環境保護、新エネルギー車、新エネルギー装備などの産業育成に努めている。
こうした一連の有効的な措置を通じて、中国の工業におけるグリーン・低炭素モデルは積極的な成果をあげつつある。工業・情報化部が提供したデータによると、中国の一定規模以上の工業企業は2016年と2017年の2年間で標準石炭換算で累計3億トンを節約し、経済効果と生態効果のウィンウィンを実現している。(編集TG)
「人民網日本語版」2018年12月15日
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