遼寧省の大学入試、違反行為の検査にAIを初導入

2020年遼寧省大学入試は人工知能（AI）技術を使い、規則違反の疑いのある行為を検査する。遼寧省がAI技術を受験行為の分析に導入するのはこれが初めてだ。中国経済網が伝えた。

AIシステムは短時間内にスピーディにすべての試験会場の動画ファイルを分析・判断し、受験生の規則違反の疑いのある行為を検出する。各レベルの試験官が、システムが検出した規則違反の疑いのある行為をさらに選別・判断するとともに、関連規定に基づき処理を行う。

新型コロナウイルスの感染対策が常態化する現在、AI技術を大学入試の規則違反行為の管理に導入することで、作業効率を効率的に高め、試験の規則を守らせるための管理手段を豊富にし、試験業務の管理水準を高めることができ、国家教育試験の公平性、安全性、科学性、及び規範の原則に合致する。AI技術は将来的にその他の国家教育試験でも使用され、国家教育試験の公正・公平性を保証する。（編集YF）

「人民網日本語版」2020年7月6日