人的資源・社会保障部(省)がこのほど発表した「2020年第2四半期(4-6月)全国求人の人手不足100職業ランキング」によると、同期にも販売員、宅配便の配達員、飲食店の店員が最も人手が不足する職業になった。人民日報が伝えた。
第1四半期(1-3月)に比べて、ランク入りした100職業の分類構成は全体として変わらなかった。生産・輸送設備操作員と関連就業者、ビジネスとサービス業就業者が合わせて77%に上り、引き続き市場で不足する職業の中心を占めた。特にトップ10はほとんど変わらず、積卸輸送員が姿を消し、前期に13位だったマーケティング専業者が9位に入っただけだ。
同時に、業界によって不足する職業の状況は異なっていた。電器コネクター製造工、電子製品マスク製造工などの電子製品に関連した職業は人手不足が緩和され、金属熱処理工、鋳造工などの従来型製造業に関連した職業は人手がさらに不足した。
またランク入りした100の職業は、求人数が前期より137万6千人増加して148万9千人になり、求職者数は前期の52万6千人から74万3千人に増えた。不足数は前期の85万人から74万6千人に減り、減少率は12.2%で、市場の需給関係が目に見えて改善した。求人も求職者も増え、市場の需給が活発になり、これは1つの側面から実体経済が加速的に回復していることを証明するものだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月23日